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SPI問題集

言語・非言語・性格の頻出問題をまとめた問題集。分野を選んで演習できます。

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SPIの例題と解き方【言語・非言語】

SPIは就活で最も多く遭遇するWebテストで、「言語(国語)」「非言語(数学)」「性格検査」の3分野で構成されます。 受検方式はテストセンター・WEBテスティング(自宅受検)・ペーパーテスティング・インハウス(企業内PC)の4種類があり、 方式によって出題範囲や制限時間、電卓の可否が変わります。とくに非言語は1問あたり1分前後で処理するスピードが求められるため、頻出パターンごとに「解法の型」を覚えておくことが得点の近道です。

ここではSPIの出題イメージをつかむために、非言語(推論・損益算・速度算・確率)と言語(二語関係・語句の意味)の代表的な例題を解説します。 形式を確認したら、下の分野別演習で実戦形式の問題に挑戦してください。

実測データで見るSPIの難関分野

eslookのSPI問題演習・模試で記録された約8万件の回答データ(受験者1,800人超・2026年7月時点)から算出した、分野別の実測正答率です。

難易度分野カテゴリ実測正答率
最難関言語語句の用法53%
非言語順列・組み合わせ66%
非言語確率66%
やや難非言語仕事算67%
やや難非言語年齢算69%
得点源言語空欄補充・二語関係93%
得点源言語長文読解95%

意外に思えるかもしれませんが、実測データ上のSPI最難関は非言語ではなく言語の「語句の用法」(正答率53%)です。 「彼会う/彼会う」のような助詞・助動詞の使い分けは感覚では判別しづらく、対策の有無がそのまま得点差になります。 非言語では順列・組み合わせと確率(いずれも66%)が二大難関で、公式の暗記だけでは対応できない「場合分けの整理」でつまずく受験者が多数を占めます。

もう一つ重要な実測値として、同じ問題でも時間制限のある模試形式では正答率が約11ポイント低下します(問題集82%→模試71%)。 「解ける」と「制限時間内に解ける」は別の能力です。問題集で解法を身につけたら、必ず模試で時間内に解く練習まで行ってください。

非言語:推論の例題

SPI非言語の花形分野。条件を1本の不等式・順序に整理するのがコツ。

P、Q、R、Sの4人の身長について、次のことがわかっている。

  • ・PはQより高い
  • ・QはSより高い
  • ・RはSより低い

最も背が高いのは誰か。

A:P

B:Q

C:R

D:S

正解:A(P)

「高い方>低い方」の向きをそろえて1本につなぎます。P>Q、Q>Sより P>Q>S。 さらに R<S なので S>R。合わせると P>Q>S>R となり、最も高いのはPです。 推論は「不等号の向きを統一して1列に並べる」だけで多くが解けます。

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非言語:損益算の例題

原価・定価・売価の3つを分けて式にするのが鉄則。

原価500円の商品に4割の利益を見込んで定価をつけたが、売れないので定価の1割引で売った。このときの利益はいくらか。

A:100円

B:130円

C:150円

D:180円

正解:B(130円)

定価=原価×(1+利益率)=500×1.4=700円。売価=定価×(1−割引率)=700×0.9=630円。 利益=売価−原価=630−500=130円です。 「割引は原価ではなく定価にかける」点がひっかけで、630円を原価500円と比べる流れを崩さないことが重要です。

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非言語:速度算(過不足)の例題

「速さが違うと到着時刻がずれる」タイプ。時間差を式にする。

家から駅まで、分速60mで歩くと予定時刻に3分遅れ、分速80mで歩くと2分早く着く。家から駅までの距離は何mか。

A:900m

B:1000m

C:1200m

D:1500m

正解:C(1200m)

距離をd(m)とすると、かかる時間は分速60mで d/60 分、分速80mで d/80 分。 遅刻3分と早着2分の差=到着時刻の差は 3+2=5分なので、d/60 − d/80 = 5。 左辺を通分すると d×(4−3)/240 = d/240 なので、d/240 = 5、d = 1200mです。 「遅れ+早まり」を時間差として1本の式にするのが過不足問題の型です。

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非言語:確率(余事象)の例題

「少なくとも1つ」は、逆(1つも起きない)から引くのが速い。

当たりが3本入った10本のくじから、同時に2本を引くとき、少なくとも1本が当たりである確率は?

A:8/15

B:7/15

C:1/3

D:3/5

正解:A(8/15)

「少なくとも1本当たり」を正面から数えると場合分けが増えるので、余事象(2本ともハズレ)を使います。 ハズレは7本なので、2本ともハズレる確率=7C2 ÷ 10C2 = 21 ÷ 45 = 7/15。 求める確率=1 − 7/15 = 8/15です。「少なくとも〜」を見たら余事象を疑うのが定石です。

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言語:二語関係の例題

左右の語の「関係の種類」を一言で言語化してから選ぶ。

「作家:小説」と同じ関係にあるものを選べ。

A:作曲家:楽曲

B:医師:病院

C:画家:絵筆

D:農家:田畑

正解:A(作曲家:楽曲)

「作家:小説」は「職業:その人が作り出すもの(生産物)」の関係です。作曲家が作り出すのは楽曲なので、Aが一致します。 B「医師:病院」とD「農家:田畑」は職業と働く場所、C「画家:絵筆」は職業と道具の関係で、いずれも生産物ではありません。 二語関係は「AはBを◯◯する/AはBの一種だ」のように関係を短い文にしてから選択肢に当てはめると誤りが減ります。

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言語:語句の意味の例題

漢字の成り立ちから意味を推測できる語も多い。知識で確実に得点。

「造詣が深い」の「造詣」の意味として最も適切なものを選べ。

A:その分野に関する深い知識や理解

B:人付き合いが広いこと

C:物事に動じない性格

D:財産を多く持っていること

正解:A(その分野に関する深い知識や理解)

「造詣(ぞうけい)」は、学問・芸術などある分野についての深い知識や理解を指します。「日本美術に造詣が深い」のように使います。 B「人付き合いが広い」は「顔が広い」、D「財産を多く持つ」は「裕福」にあたり、意味が異なります。 語句の意味は知っていれば即答できる知識問題なので、頻出語を覚えた分だけ確実に得点が積み上がります。

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性格検査について

SPIには能力検査(言語・非言語)に加えて性格検査があり、約300問の質問に短時間で答えます。 正解・不正解はありませんが、回答の一貫性が見られるため、良く見せようと矛盾した回答をすると信頼性が下がります。 直感で正直に、かつ一貫した基準で答えることを意識しましょう。企業は結果を面接の参考や配属の判断に使います。

例題で形式をつかんだら、本番形式の模試で実力チェック

SPIは分野ごとの得意・不得意がはっきり出ます。本番と同じ制限時間の模試なら、 偏差値と分野別の正答率まで無料で診断でき、どこを重点的に対策すべきかが一目でわかります。

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