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GAB問題集

言語理解・計数理解の頻出問題をまとめた問題集。分野を選んで演習できます。

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GABの例題と解き方【言語理解・計数理解】

GABは日本SHLが提供するペーパー形式の総合適性検査で、総合商社・コンサルティングファーム・金融など難関企業の採用選考で多く使われます。 出題は言語理解(長文読解 52問/25分)と計数理解(図表読取 40問/35分)、性格検査(OPQ)の3構成。 1問あたりに使える時間は言語で約29秒、計数で約52秒しかなく、 「解けるか」ではなく「時間内に解き切れるか」が合否を分けます。

ここではGABの出題イメージをつかむために、計数理解(図表の読み取り)と言語理解(論理的読解)の代表的な例題を解説します。 形式を確認したら、下の分野別演習で実戦形式の問題に挑戦してください。

実測データで見るGABの難関分野

eslookのGAB問題演習・模試で記録された約5,100件の回答データ(受験者100人超・2026年7月時点)から算出した、分野別の実測正答率です。

難易度科目形式実測正答率
難関計数理解図表の読み取り81%
得点源言語理解論理的読解89%

実測データでは、GABの得点差がつくのは計数理解の図表の読み取り(正答率81%)です。 言語の論理的読解(89%)に比べて8ポイント低く、「どの行・列の数値を拾うか」「基準をどちらの年度に置くか」でのミスが目立ちます。 なお、同じSHL系列の玉手箱でも図表の読み取りは計数の最難関(77%)で、 英語になると論理的読解の正答率は64%まで下がります。GAB志望者が玉手箱・英語まで見据えて対策する価値は実測値からも明らかです。

もう一つ重要な実測値として、同じ問題でも時間制限のある模試形式では正答率が約11ポイント低下します(問題集82%→模試71%)。 GABは1問あたり30〜50秒の世界です。問題集で解法を身につけたら、必ず模試で「時間内に解き切る」練習まで行ってください。

計数理解:図表の読み取りの例題①(構成比)

35分で40問、1問あたり約52秒。設問で問われた数値だけを表から素早く拾う。

次の表は、ある小売企業の地域別店舗数を示している。

地域2023年度2024年度
関東120店132店
関西75店84店
その他55店64店
合計250店280店

2024年度の店舗数全体に占める関東の割合に最も近いのはどれか。

A:42%

B:45%

C:47%

D:51%

正解:C(47%)

構成比=(該当項目)÷(全体)です。132 ÷ 280 = 0.4714… ≒ 47%。 ここでのひっかけは「2023年度の数値(120÷250=48%)を使ってしまう」ことと、「合計ではなく他地域で割ってしまう」ことです。 GABの図表問題は設問を先に読み、「どの年度・どの行・全体はどれか」を確定させてから表に目を落とすのが時間内に解き切るコツです。

図表の読み取りの問題をもっと解く →

計数理解:図表の読み取りの例題②(増加率の比較)

「実数の大小」と「増加率の大小」は別物。GAB頻出のひっかけパターン。

上の表(地域別店舗数)について、2023年度から2024年度にかけて店舗数の増加率が最も高い地域はどれか。

A:関東

B:関西

C:その他

D:すべて同じ

正解:C(その他)

増加率=(増加分)÷(基準年の値)です。関東は 12÷120=10%、関西は 9÷75=12%、その他は 9÷55=約16.4%。 増加「数」は関東が最大(+12店)ですが、増加「率」ではその他が最大です。 設問が「率」を聞いているのに実数で答えてしまうのがGAB計数で最も多い失点パターンで、 正答率81%と計数が言語より8ポイント低い主因もここにあります。

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言語理解:論理的読解の例題

本文に書かれている内容だけで、設問文をA・B・Cの3択で判定する。25分で52問=1問約29秒。

【本文】国内の再生可能エネルギーによる発電量は、過去10年間で2倍以上に増加した。 ただし、発電量全体に占める再生可能エネルギーの割合は、依然として3割に満たない。

【設問】国内の発電量全体は、過去10年間で増加した。

A:本文から明らかに正しい

B:本文から明らかに誤り

C:本文からは判断できない

正解:C(本文からは判断できない)

本文が述べているのは「再生可能エネルギーの発電量が2倍以上になった」ことと「全体に占める割合は3割未満」の2点だけで、 発電量全体が増えたか減ったかには触れていません(再エネが増えても全体は減っている可能性があります)。 「部分の増加」から「全体の増加」を推測させるのがこの形式の典型的なひっかけです。 一般常識や印象を持ち込まず、本文に書かれていることだけを根拠に判定してください。

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性格検査(OPQ)について

GABには能力検査に加えて、日本SHLの性格検査OPQ(68問・約30分)が組み合わされます。 行動特性・思考パターン・職務適性を測る検査で、正解・不正解はありませんが、 良く見せようと矛盾した回答をすると一貫性の低さが表れます。 直感で正直に、かつ一貫した基準で答えることを意識しましょう。

例題で形式をつかんだら、本番形式の模試で実力チェック

GABは1問30〜50秒の時間勝負です。本番と同じ制限時間の模試なら、 偏差値と分野別の正答率まで無料で診断でき、どこを重点的に対策すべきかが一目でわかります。 Web受検の企業を併願するなら、同じSHL系列の玉手箱対策もセットで進めるのが効率的です。

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