語句の用法
一つの語句が複数の意味を持つ場合に、提示された文中での用法と同じ用法で使われているものを選ぶ問題です。多義語の意味の違いを正確に理解する力が試されます。
対策のポイント
多義語(「とる」「かける」「つく」など)の代表的な用法を整理しておく
文脈から意味を推測する練習を繰り返す
助詞の使い方にも注目すると用法の違いが見えやすい
例題
「彼は責任をとった」の「とる」と同じ用法のものを選びなさい。
解説
「責任をとる」の「とる」は「引き受ける・担う」の意味。「指揮をとる」も「指揮を担う・行う」の意味で同じ用法。「写真をとる」は撮影、「休暇をとる」は取得、「栄養をとる」は摂取の意味。
「話にのる」の「のる」と同じ用法のものを選びなさい。
解説
「話にのる」の「のる」は「関与する・応じる」の意味。「相談にのる」も「相談に応じる」の意味で同じ用法。「電車にのる」は乗車、「リズムにのる」は合わせる、「記事にのる」は掲載される意味。
「時間をかける」の「かける」と同じ用法のものを選びなさい。
解説
「時間をかける」の「かける」は「費やす・投じる」の意味。「手間をかける」も「手間を費やす」の意味で同じ用法。「電話をかける」は通信する、「橋をかける」は架設する、「メガネをかける」は装着するの意味。
「壁にあたる」の「あたる」と同じ用法のものを選びなさい。
解説
「壁にあたる」の「あたる」は「障害や問題に直面する」という比喩的な意味。「困難にあたる」も「困難に直面する」の意味で同じ用法。「日が顔にあたる」は物理的な接触、「くじにあたる」は当選する、「北にあたる」は方角に位置するの意味。
「道を開く」の「開く」と同じ用法のものを選びなさい。
解説
「道を開く」の「開く」は「新たな可能性や状況を切り拓く」の意味。「新境地を開く」も「新しい分野を切り拓く」の意味で同じ用法。「窓を開く」「本を開く」は物理的に開ける動作、「会議を開く」は開催するの意味。
その他の言語分野
実際に問題を解いてみよう
例題で出題傾向を把握したら、問題集で実践練習をしましょう。繰り返し解くことで解答スピードが上がります。