空欄補充
文章中の空欄に当てはまる適切な語句や文を選ぶ問題です。文脈の前後関係を正確に読み取り、論理的に最も適切な選択肢を判断する読解力が問われます。
対策のポイント
空欄の前後の文をよく読み、文脈から必要な意味を推測する
接続詞や助詞がヒントになることが多い
全体の論旨を把握してから空欄を埋めると精度が上がる
例題
次の文の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。 「彼の提案は一見すると突飛に思えたが、( )検討してみると非常に合理的なものであった。」
解説
「一見すると突飛に思えたが」の逆接から、深く吟味した結果「合理的」とわかったという流れ。「慎重に検討する」が文脈に最も合う。「大雑把に」や「表面的に」では「合理的」に気づけないし、「楽観的に」は検討の態度として不自然。
次の文の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。 「この地域の人口は減少傾向にある。( )、高齢化率は年々上昇している。」
解説
「人口減少」と「高齢化率上昇」は同じ方向性の問題を並列して述べている。「それに加えて」は情報を付加する接続表現として最適。「しかし」は逆接、「なぜなら」は理由、「その結果」は因果関係を示すが、ここでは並列が自然。
次の文の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。 「新しい制度を導入する際には、( )段階的に進めることが望ましい。」
解説
「段階的に進めることが望ましい」と結んでいるため、それと対比される「一気に変えるよりも」が空欄に入る。「前例にとらわれず」では段階的との対比にならず、「効率を度外視して」や「結果を恐れて」は文意に合わない。
次の文の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。 「科学技術の進歩は私たちの生活を豊かにしてきた。( )、環境問題という負の側面も生み出している。」
解説
前半で「豊かにしてきた」とプラス面を述べ、後半で「負の側面も生み出している」とマイナス面を述べている。プラスとマイナスをつなぐ逆接の表現「その反面」が最適。「そのうえ」は同方向の追加、「つまり」は言い換え、「たとえば」は例示で、いずれも文脈に合わない。
次の文の空欄に入る最も適切なものを選びなさい。 「この計画を成功させるためには、メンバー全員が( )共通の目標に向かって協力する必要がある。」
解説
「共通の目標に向かって協力する」という結論に最もつながるのは「個々の利害を超えて」。個人の利害を超えることで共通目標への協力が可能になるという論理。「自分の意見を押し通し」は協力と矛盾し、「他人に任せきりにせず」は自主性の話で目標との関連が弱い。
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実際に問題を解いてみよう
例題で出題傾向を把握したら、問題集で実践練習をしましょう。繰り返し解くことで解答スピードが上がります。