SPIとSPI3の違いは?6つの違いを完全比較【対策はどっち?】
最終更新: 2026年4月10日 | イールック編集部
「SPIとSPI3は何が違うの?」「対策は同じでいい?」「どっちを受けることになるの?」そんな疑問に、6つのポイントから完全比較してわかりやすくお答えします。
結論:SPIとSPI3の違いはこの3点
- SPI3はSPIの最新バージョン(2013年〜現行)。現在「SPI」と呼ばれるテストはほぼすべてSPI3を指します
- 能力検査(言語・非言語)の対策内容はSPIとSPI3でほぼ同じです。SPI対策本でSPI3に対応できます
- 主な違いは「性格検査の刷新」「テストセンター受験の主流化」「構造的把握力検査の新設」の3点
SPIのバージョン履歴|SPI・SPI2・SPI3の関係
SPI(Synthetic Personality Inventory)はリクルートマネジメントソリューションズが1974年に開発した適性検査で、これまで2回のメジャーアップデートを経て現在のSPI3に至っています。
初代SPI
日本で最初の本格的な総合適性検査として登場。能力検査と性格検査の二本立て構成は現在のSPI3にも引き継がれています。
SPI2
テストセンター方式が導入された世代。能力検査の出題範囲・問題形式が整理されました。
SPI3(現行)
性格検査の刷新と構造的把握力検査(オプション)の新設が主な変更点。Webテスティング・テストセンター・ペーパー・インハウスCBTの4形式に対応。
※ 求人情報や採用ページに「SPI」と記載があれば、ほぼ確実にSPI3を指しています。SPI・SPI2を新規導入している企業はほぼありません。
SPI3とSPIの6つの違い
| 比較項目 | SPI(旧版) | SPI3(現行版) |
|---|---|---|
| 正式名称・バージョン | SPI(Synthetic Personality Inventory)初代〜SPI2 | SPI3(2013年〜現行バージョン) |
| 性格検査 | 約40分・基本的な性格傾向を測定 | 約30分に短縮・より精緻な尺度で測定 |
| 能力検査(言語・非言語) | 基本的な出題パターン | 出題パターンはほぼ同じ(大きな変更なし) |
| 受験方式 | ペーパーテスト・Webテスト | テストセンター・Webテスティング・ペーパー・インハウスCBT |
| 構造的把握力検査 | なし | 一部企業で追加実施 |
| 英語検査(ENG) | あり | あり(内容は同等) |
各違いの詳細解説
正式名称・バージョン
SPI3は2013年にリリースされた最新版。現在企業が「SPI」と言う場合、ほぼすべてSPI3を指します。
性格検査
SPI3では性格検査の設問が刷新され、回答時間が短くなりつつも測定精度が向上。企業へのレポートも詳細になりました。
能力検査(言語・非言語)
言語(二語関係・文章整序等)と非言語(推論・損益算・速度算等)の基本構成はSPIから変わっていません。対策内容は共通です。
受験方式
SPI3ではテストセンター受験が主流に。自宅受験のWebテスティングと会場受験のテストセンターで出題範囲が若干異なります。
構造的把握力検査
SPI3で新設されたオプション検査。総合商社・コンサル等の一部企業でのみ実施。「問題の構造が似ているものを選ぶ」形式です。
英語検査(ENG)
語彙・文法・読解を問う英語検査はSPIから継続。グローバル企業で追加実施されるオプションです。
SPI3の見分け方
受験前にSPI3かどうかを判別する4つの方法を紹介します。
受験URLを確認する
テストセンター予約URLに「arorua.net」が含まれていればSPI系の可能性が高いです。
URLが最も確実な判別方法企業の過去実績を調べる
口コミサイトや先輩の体験談で過去のテスト形式を確認。多くの企業は毎年同じテストを使います。
先輩の体験談が参考になる試験時間で判別する
SPI3の能力検査は約35分(テストセンター)。玉手箱は約50分、TG-WEBは約35分と異なります。
試験時間はテスト種別で異なる問題形式から見分ける
言語で「二語関係」「語句の用法」が出ればSPI系。非言語で「推論」「損益算」が多いのもSPIの特徴です。
問題を解き始めてから判断SPI3と他のWebテストの比較
| テスト名 | 開発元 | URL特徴 | 試験時間 | 問題特徴 |
|---|---|---|---|---|
| SPI3 | リクルート | arorua.net | 約35分 | 推論・損益算が中心 |
| 玉手箱 | 日本SHL | e-exams4.jp | 約50分 | 計数理解・言語理解 |
| TG-WEB | ヒューマネージ | e-exams.jp | 約35分 | 暗号・論理が特徴的 |
| CAB | 日本SHL | e-exams4.jp | 約60分 | 暗算・法則性 |
よくある質問
Q. SPI3の対策はSPIの参考書で大丈夫?
はい、問題ありません。能力検査(言語・非言語)の出題内容はSPIとSPI3でほぼ同じです。「SPI3対応」と書かれた参考書を選べば間違いありませんが、SPI対策本でも十分に対策できます。
Q. 企業から「SPI」と言われたらSPI3のこと?
ほぼ確実にSPI3です。2013年以降、新規導入されるSPIはすべてSPI3です。旧バージョンのSPI・SPI2を使っている企業は現在ほぼありません。
Q. SPI3の方がSPIより難しい?
能力検査の難易度に大きな差はありません。ただしテストセンター受験では正答するほど難易度が上がるCAT方式が採用されており、高得点を狙う場合は難問への対策も必要です。
Q. テストセンターとWebテスティングの違いは?
テストセンターは専用会場でPC受験する方式で、電卓使用不可・出題範囲が広いのが特徴。Webテスティングは自宅PCで受験し、電卓使用可・出題範囲がやや狭いです。SPI3はどちらにも対応していますが、企業によって指定方式が異なります。
Q. SPI3とSPIで参考書を分ける必要はある?
分ける必要はありません。能力検査の出題範囲・問題パターンはSPIとSPI3でほぼ同一のため、SPI対策本でSPI3に対応できます。ただし2013年以前の古い参考書は性格検査の構成が違うため、できるだけ最新版を選ぶことをおすすめします。
Q. SPI2を採用している企業は今もある?
ほぼありません。リクルートマネジメントソリューションズはSPI2の提供を終了しているため、現在採用試験で実施されるSPIはほぼ100%がSPI3です。「SPI」と書かれていても、実態はSPI3と考えて問題ありません。
SPI3の対策を始めよう
SPI3の対策はSPIと同じ方法でOK。まずは練習問題で出題パターンを把握することが最も効率的です。