クレペリン検査対策
単純な足し算を連続で行う作業検査。集中力・持続力を測定。
クレペリン検査とは
クレペリン検査(内田クレペリン精神検査)は、1桁の足し算を連続して行う作業検査法です。 ドイツの精神科医エミール・クレペリンの研究をもとに、日本の心理学者・内田勇三郎が開発しました。 100年以上の歴史を持つ日本独自の適性検査であり、鉄道会社や公務員試験、製造業など安全管理が重要な 業種・職種の選考で今でも広く採用されています。
テストの内容は非常にシンプルで、隣り合った1桁の数字を足し算し、その答えの1の位を記入していく作業を 前半15分・休憩5分・後半15分の合計約35分間にわたって行います。回答の正確性だけでなく、 作業量の変化パターン(作業曲線)が重要な評価指標となります。この作業曲線から、集中力、持続力、 意欲、情緒の安定性、行動のムラなどが分析されます。
対策としては、まず1桁の足し算を素早く正確に行う練習を繰り返すことが基本です。 特に繰り上がりのある計算(例:7+8=15→5と記入)をスムーズにできるようにしましょう。 また、一定のペースを維持することが大切で、途中で極端に速度が落ちたり、逆に速くなりすぎたりしないよう リズムを意識することが重要です。本番では、休憩後の後半開始直後に作業量が増えるのが「正常な作業曲線」と されているので、休憩でしっかりリフレッシュすることも心がけましょう。
試験時間
約35分(休憩含む)
問題数
2問
形式
ペーパー
カテゴリ
性格検査
クレペリン対策コンテンツ
診断
情報
出題分野
前半
15分間の計算作業
1問
後半
15分間の計算作業
1問
特徴・ポイント
1桁の足し算を連続
前半15分・後半15分
作業量・正確性・作業曲線
作業曲線について
定型曲線とは
理想的な作業曲線は「定型曲線」と呼ばれます。前半・後半ともに、最初の1分間の作業量が最も多く、中盤でやや減少し、終盤に向けてわずかに回復するU字型のパターンが正常とされています。後半は前半と同等かやや多い作業量が期待されます。
非定型曲線の注意点
極端に作業量が落ち込む行がある、前半と後半で作業量に大きな差がある、作業量が不規則に上下する、などのパターンは非定型曲線として注意が必要です。これらは情緒の不安定さや集中力の欠如として解釈される場合があります。
誤答率を抑える
作業量を増やすことも大切ですが、誤答が多いとマイナス評価になります。速度と正確性のバランスを保ち、焦らず一定のリズムで取り組むことが合格への近道です。